お腹を出して寝るとカミナリ様におへそを取られる?氣の観点と冷えについて
お腹を出して寝るとカミナリ様におへそを取られる。
おへそを取られたら、おなか痛くなりますか?
取り返せますか?
なんでカミナリ様はおへそを取るのですか?
金井 進さんによるカミナリ様、氣の観点と冷えContents
東洋医学、鍼灸治療からひと言
今回のお題は、(笑)。氣の世界から見たカミナリ様。そして、冷えについて話を膨らませてみました。
さて、どうなるか?最後までご覧くださいね。
あなたからのコメントが私たちのやりがいにつながりますので、よろしくね。
「お腹を出して寝るとカミナリ様におへそを取られる」というのは、日本の古くからの迷信や言い伝えの一つです。
この言い伝えは、子供たちが冷えないように、お腹を出して寝ないようにするための戒めとして使われてきました。
以下に、あなたの質問について具体的に答えていきます。
おへそを取られたら、おなか痛くなりますか?
迷信の一環として語られるものであり、実際におへそを取られることはありません。そのため、おへそが取られておなかが痛くなることもありません。この話は、冷えによる健康リスクを避けるための教訓として使われています。
取り返せますか?
上記と同じく、これは迷信なので実際におへそを取られることはありません。
したがって、取り返す必要もありません。
この言い伝えの目的は、冷えから体を守るための行動を促すことにあります。
なんでカミナリ様はおへそを取るのですか?
カミナリ様がなぜおへそを取るとされているかについては、いくつかの説があります。
- 冷えを防ぐため: お腹を出して寝ると体が冷えて風邪をひいたり、お腹を壊したりする可能性があります。特に子供たちが体を冷やさないようにするための警告として、「おへそを取られる」という怖い話が使われたのです。
- カミナリ様の怒り: 雷神(カミナリ様)は、雷や天候を司る神として知られています。雷が鳴るときは激しい天候が予想されるため、カミナリ様を怒らせないようにする戒めとして、こうした話が広まったと考えられます。
- 教育的効果: 子供たちにとって、「おへそを取られる」という話は非常に具体的で恐ろしいものです。このような具体的な罰を想像させることで、子供たちに守らせたい行動(お腹を出して寝ない)を効果的に教えることができたのでしょう。
具体的な例
例えば、夏の夜に子供が寝るとき、親が次のように言うことがあります。
「今日は雷が鳴っているから、お腹を出して寝ているとカミナリ様におへそを取られちゃうよ!」
このように言われた子供は、雷の音に恐れを感じ、お腹をしっかりと布団で覆うようになるでしょう。
これにより、体を冷やさずに健康を保つことができるというわけです。
結論として、この言い伝えは実際の事実に基づくものではなく、子供たちの健康を守るための教訓として使われてきたものです。
カミナリ様が実際におへそを取ることはありませんが、このような話を通じて体を冷やさないようにするという大切な教えが伝えられてきました。
カミナリ様(笑)について氣の世界から
カミナリ(雷)は、古代から神秘的な力を持つとされ、多くの文化や宗教で神聖視されてきました。
そのエネルギー的な効能は、身体や精神、環境にさまざまな影響を与えると信じられています。
以下に、カミナリのエネルギー的効能について具体的に説明します。
1. 浄化と清浄化
カミナリのエネルギーは、古代から浄化や清浄化の力を持つと考えられています。
雷の光と音は、ネガティブなエネルギーや邪気を払い、環境を浄化し、清潔な状態にすると信じられています。
そのため、雷鳴や稲妻を目撃することは、邪気を祓うための神聖な瞬間と捉えられることがあります。
2. エネルギーの活性化
カミナリは、地球上に強力なエネルギーを放出します。
このエネルギーは、自然界や生命体の活性化に影響を与えると考えられています。
雷のエネルギーは、植物の成長を促進し、土壌の栄養を補給することがあります。
また、人々の身体的な活力や精神的な活力を増加させると信じられています。
3. 気の浄化とバランス
カミナリのエネルギーは、気(エネルギー)の流れを調整し、バランスを取る効果があるとされています。
雷のエネルギーは、身体や精神の中に滞ったネガティブな気を解放し、心身のバランスを取り戻すと信じられています。
これによって、ストレスや不安の軽減、心の安定、気分の改善などが期待されます。
4. 啓発と洞察
カミナリのエネルギーは、啓示や洞察をもたらす力を持つと考えられています。
雷の轟音や閃光は、人々の意識を高め、新たな視点や理解をもたらすことがあります。
このような体験は、直感や霊的な洞察を深め、人々の精神的な成長や啓示を促すとされています。
これらの効能は、古代から現代に至るまで、多くの文化や宗教でカミナリが持つ力を信じられてきた結果です。
そのため、雷のエネルギーは、様々な目的や目標を持つ人々にとって、重要な霊的な資源とされています。
冷えは万病のもと
「冷えは万病のもと」という言葉は、東洋医学、鍼灸治療で認識されてきた概念です。
これは、身体が冷えることで血流が悪くなり、免疫力が低下し、さまざまな病気や不調が引き起こされる可能性があるという考え方です。
以下に、冷えが万病のもととされる具体的な理由を詳しく説明します。
1. 血流の低下
冷えると、血管が収縮して血流が悪くなります。
血液の循環が悪化すると、身体の各部に栄養や酸素が適切に供給されず、細胞や臓器の機能が低下します。
これにより、免疫機能や代謝が低下し、様々な病気や不調が引き起こされる可能性があります。
※ホリス治療院では、冷えは、血流の低下だけでなく、身体のあらゆる循環、めぐり、流れの悪さを【冷え】と捉えています。
具体的には、末梢血液の流れ、リンパ液や体液の流れ、神経の流れ、そして東洋医学、鍼灸治療の独特な概念である氣の流れなどの流れの悪さなどです。
2. 免疫力の低下
冷えることで身体がストレスを受け、ストレスホルモンの分泌が増加します。
これにより、免疫系が抑制され、ウイルスや細菌などの病原体に対する防御能力が低下します。
その結果、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
3. 筋肉の緊張
冷えると筋肉が収縮し、緊張します。
この状態が長時間続くと、筋肉や関節の柔軟性が低下し、運動能力や身体の動きが制限されます。
また、筋肉の緊張が神経に圧迫を与え、神経痛や頭痛などの痛みを引き起こすことがあります。
4. 消化器官の機能低下
冷えることで消化器官の血流が低下し、消化酵素の分泌や消化吸収が悪化します。
これにより、消化不良や便秘などの消化器系の不調が引き起こされる可能性があります。
また、冷たい飲食物を摂取することで胃腸が冷やされ、消化器官の働きがさらに悪化することもあります。
5. 自律神経の乱れ
冷えることで身体の自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。
これにより、ストレス反応が増加し、心臓や血圧に負担がかかることがあります。
また、睡眠障害や不安、うつ病などの精神的な不調も引き起こされる可能性があります。
以上のように、冷えが万病のもととされるのは、身体の機能や調和が乱れることでさまざまな病気や不調が引き起こされる可能性があるためです。
そのため、適切な対策を取って身体を温め、冷えを防ぐことが重要です。
まとめ
今回の「なんでカミナリ様はおへそを取るのですか?」は、いかがだったでしょうか?
迷信って、ひと言で片づけてしまうのは、もったいないものっていっぱいありますよね?
迷信、神話が伝えたい本質、叡智を私たちの生活で活かし、未来の子供たちに伝えていくことも大切だと思う今日この頃です。
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